6631011Japanese History (Special Lectures)

Numbering Code G-LET23 66631 LJ38 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.5
Instructor name UCHIYAMA KAZUYUKI (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course  本講義では、担当者がこれまで執筆した論文を素材に、武士たちが近代日本においてどのような存在であったのかを考えていく。講義において毎回論文1篇ずつ解説を行う。論文執筆の際に、着眼点はどこにあったのか、具体的にどのような作業を行ったのか、論文発表時点での学界の反応はどうであったのか、単著にまとめる際にどのような修正を行ったのか、現在、その論文を自分自身がどう評価しているか、といった内容を話す。
Course Goals 上記の講義内容を通じて、「武士の近代」というテーマを理解することに加えて、
論文を書くための能力も養う。
Schedule and Contents 1 講義担当者の研究の概要
2 「旧藩主の家政と家令・家扶」(日本歴史』699号、2006年)
3 「旧藩主家における意思決定と家憲」(『九州史学』146号、2006年)
4 「明治前期における旧藩主家と地域社会」(『日本歴史』723号、2008年)
5 「明治前期における大名華族の意識と行動」(『日本史研究』576号、2010年)
6 「明治十年代における旧藩主家と士族銀行」(『史学雑誌』124-1、2015年)
7 『明治期の旧藩主家と社会』(吉川弘文館、2015年)第2部第1章
8  同上、第3部第1章
9  同上、第3部第3章
10 「東京の中の旧藩」(『年報近現代史研究』8号、2016年)
11~15については、上記の講義での反応を見ながら、さらに論文の解説を行うのか、近年の研究動向の説明をするか判断する。
Evaluation Methods and Policy 平常点 40%
期末レポート 60%
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 事前に論文のコピーないしPDFファイルを準備するが、講義で内容の紹介も行うため、事前に読まなくても授業を理解することもできなくはない。しかし、精読の上、講義に臨んだ方が理解度は高まると思われる。
Textbooks Textbooks/References 論文のコピーおよびレジュメを適宜配布する。
References, etc. 明治期の旧藩主家と社会, 内山 一幸, (吉川弘文館、2015年)
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