M191010English and American Literature (Special Lectures)
Numbering Code | G-LET20 6M191 LJ36 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | special lecture |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Thu.2 |
Instructor name | TAKIZAWA NAOHIRO (Part-time Lecturer) | ||
Outline and Purpose of the Course |
英語の語法文法の研究をする際には、まずもって英語の一次資料を分析的な目で常に読み、聞き、見る癖をつけることが大切である。受講生には、語彙・語法・文法・表現・言語理論の観点はもとより文化的視点、文体的・修辞的視点など幅広い観点から英語を観察し、興味深い例を発見することを求める。その上で、受講生各自が一週間の間に発見した例のうち、特に興味深いと思われる数例をMailing Listで紹介し合い、それを全員で検討しながら、英語の語法文法に関する理解を深める。 収集した各例には、その例を特徴づける分類タグをできるだけ多く付与することが求められる。付与した分類タグの分だけ、一つの例を多角的に見たことになる。分類タグには、関連する言語学上の専門用語を正確に用いることも重要になってくるので、言語学関係の用語辞典を頻繁に参照することも必要となる。同時に、Quirk et al. (1985)、Huddleston & Pullum (2002)、Biber et al. (1999)など、既存の文法書を随時参照することも重視される。 |
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Course Goals | 日常的に触れている何気ない英文を分析的・複眼的に見る目が培われると同時に、言語学的な概念が習得される。 | ||
Schedule and Contents |
第1回 語法文法研究とは 第2回 英文のデータベース構築 第3回-第14回 興味深い英文の紹介と英語学的・言語学的検討 第15回 まとめ |
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Evaluation Methods and Policy | 日頃の課題提出を含む平常点。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 多くの英文を日常的に読み、英語語法文法の観点、言語学的観点から例文を収集し、全員が加入するMailing Listに投稿することを求める。不断の努力を怠らないこと。 | ||
References, etc. |
A Comprehensive Grammar of the English Language, Quirk et al., (Longman, 1985), 20世紀最大の英文法書 The Cambridge Grammar of the English Language, Huddleston and Pullum, (Cambridge University Press, 2002) A Longman Grammar of Spoken and Written English, Biber et al., (Pearson Education, 1999) 他にも参照すべき語法書、文法書は多い。適宜、授業で紹介する。 |