M244001Japanese Philosophy (Seminars)
Numbering Code | G-LET05 7M244 SJ34 | Year/Term | 2022 ・ Irregular, year-round |
---|---|---|---|
Number of Credits | 4 | Course Type | Seminar |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | |
Instructor name | UEHARA MAYUKO (Graduate School of Letters Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course |
この授業では、日本哲学の主要概念やテーマの理解を深め、また諸問題を自ら新しく掘り起こすことを目的とする。そのために、テキストの読解、研究の口頭発表という二つの方法によって訓練を行う。前期の読解の部では、英語で執筆された文献も取り入れ、同一概念の二言語による説明を理解することで、その本質的な意味や問題点を探究することを目指す。 |
||
Course Goals |
授業の到達目標は以下の通りである。 ・近代日本の哲学と京都学派およびその周辺の哲学者のテキストを正しく理解し、概念、論旨などを詳細に解説、批評できる。 ・読解訓練を自らの研究論文の執筆に反映させ、適切な学術論文の書き方を身につける。 ・口頭による研究発表の仕方を身につける。 ・英語で執筆された日本哲学の文献を読み、英語による議論の仕方を身につける。 |
||
Schedule and Contents |
この授業は、以下の二部で構成される。 前期…I 日本哲学の文献の読解 1 ガイダンス: 読解は担当制とする。読解用の文献を選ぶ。研究発表の担当を決める。 2-3 西田幾多郎の「場所」 とその英訳の読解ー① 4-5 西田幾多郎の「場所」 とその英訳の読解ー② 6-7 西田幾多郎の「場所」 とその英訳の読解ー③ 8-9 西田幾多郎の「場所」 とその英訳の読解ー④ 10-11 西田幾多郎の「行為的直観」 とその英訳の読解ー① 12-13 西田幾多郎の「行為的直観」 とその英訳の読解ー② 14-15 西田幾多郎の「行為的直観」 とその英訳の読解ー③ 後期…II 参加者の研究発表 毎回:一名が口頭発表を行い、それに続いて発表者と参加者が議論する。 1 ガイダンス:発表の担当者と日程を決める。論文の書き方などの指導を行う。 2-3 発表 ー① 4-5 発表 ー② 6-7 発表 ー③ 8-9 発表 ー④ 10-11 発表 ー⑤ 12-13 発表 ー⑥ 14-15 発表 ー⑦ |
||
Evaluation Methods and Policy | 平常点による。平常点は、テキスト読解の仕方、英語理解の能力、研究発表の内容、プレゼンテーションの仕方、議論参加への態度を基準とし、これらに基づき評価する。 | ||
Course Requirements | 日本哲学史専修の大学院生については、必修とする。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) |
前期 担当者以外の参加者も、読解するテキストを予習したうえで授業に臨む。 |