M112001Japanese Language and Literature (Seminars)
Numbering Code | G-LET10 7M112 SJ36 | Year/Term | 2022 ・ Year-round |
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Number of Credits | 4 | Course Type | Seminar |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Thu.5 |
Instructor name | OOTSUKI MAKOTO (Graduate School of Letters Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course |
「解題」は研究対象資料の定位、研究史の整理であり、「書評」は先行研究に対する理解と批判である。どちらも研究の基礎をなす。 本演習では、すぐれた解題・書評を学ぶことから始め、自ら解題・書評を執筆するところまで行う。解題・書評いずれについても、該当資料・該当研究の一部分を読み、共同で研究することを含む。 すぐれた解題・書評を選定するところからはじめ、解題・書評には何が必要なのか、どのようにすれば良い解題・書評となるのかについて学ぶ。その上で、自ら研究対象を見出し、解題・書評を執筆する。それらを通して、知識、方法、理論について学び、その成果を今後の研究に生かすことを目的とする。 それぞれにある程度専門的な知識を持つ者どうしが集まり、互いの知識・読解力・研究手法を交換・共有することを目指す。そのため、修士課程・博士課程を問わず国語学国文学専修に所属する全ての大学院生が出席することが望ましい。 授業では受講者からの積極的な発言を歓迎し、活発な議論が行われることを期待している。 |
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Course Goals |
すぐれた解題・書評を見出し、それらを自らの研究に役立てる。 研究対象を見出し、解題・書評を執筆する。 調査の方法、発表の方法、議論の方法、執筆の方法を習得する。 |
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Schedule and Contents |
授業は、 1.すぐれた解題・書評の選定 2.1に関する発表 3.解題・書評のテーマ選定と調査 4.3に関する発表 によって構成される。 1.では、大学院生各人にすぐれた解題・書評を選定してもらう。 2.では、それらについて簡略な報告を受けた上で、そのうちのいくつかを取り上げ、精読する。 3.では、どの資料・文献を解題・書評のテーマとするかを選定し、調査する。 4.では、3について発表を行い、議論する。 第1回 イントロダクション 第2回 授業計画 1. 第3~10回 授業計画 2. 第11回 授業計画 3. 第12~30回 授業計画 4. |
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Evaluation Methods and Policy | 成績は発表等を含めた平常点と期末課題による。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) |
授業計画の1.~4.について予習・準備が必要である。 該当資料・該当研究を読解する際には、受講者全員が、その回の授業でとりあげる部分を読んだ上で授業にのぞむこと。 |