International Law IIA
Numbering Code | G-LAW10 6A283 OE41 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | lecture and seminar |
Target Year | Master's students | Target Student | |
Language | English | Day/Period | Wed.2 |
Instructor name | TAMADA DAI (Graduate School of Law Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course |
・授業の概要:国際判例の読解。判例毎に報告者を割り当て、報告後に全員で議論を行う。なお、取り上げる判例は主に最新かつ重要な国際判例を想定している。具体的には受講者の希望を踏まえて決定する。 ・授業の目的:判例の読み方を勉強する。また、争点の見つけ方、判例を基礎とした議論の仕方を勉強する。 なお、法科大学院の「国際法理論演習」と同一科目であるため、授業は原則として日本語で行う。ただし、法政理論専攻の院生の場合、報告を英語で行うことも認める。 |
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Course Goals | 原文で国際判例を読解した上で、国際法上の論点・争点を見つけ出し、判例評釈を踏まえた上で自らの見解を提示できる能力を身に付ける。まずは判例の精読を目指す。個々の事案における重要な争点を的確に把握し、裁判所の判決の構成を読み解き、さらに判決内のパラグラフや特定の表現・文言にまでこだわって判決を読み込むことを目指す。 | ||
Schedule and Contents |
第1回 担当判例の割り振り 第2回 国際紛争解決の基礎知識の確認 第3回~第14回 判例報告(取り上げる予定の国際判例) ・インド洋海洋境界画定事件(ITLOS特別法廷) ・ジェノサイド条約適用事件(ロヒンギャ事件)仮保全措置命令 ・ウクライナ案件(WTO、ICJ、UNCLOS) ・カタール案件(ICAO、ICJ、WTO、CERD) 第15回 フィードバック期間 |
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Evaluation Methods and Policy | 個別の報告内容(70%)および議論への貢献内容(30%)を評価対象とする。法学研究科が定める成績評価の方針に従って到達目標の達成度を評価する。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 自分の報告担当する判例はもちろんのこと、他の受講生が報告する判例についても、細部に至るまで事前に読解しておくこと。 |