Criminal Law and Policy
Numbering Code | G-LAW10 7B589 OJ41 | Year/Term | 2022 ・ Year-round | |
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Number of Credits | 4 | Course Type | lecture and seminar | |
Target Year | Doctoral students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Mon.2 | |
Instructor name | YASUDA TAKUTO (Graduate School of Law Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 刑法総論に関する一定程度の理解を前提として、ドイツ刑法に関する基礎的文献を講読することにより、刑法解釈論の能力を養成する。ドイツ刑法と日本刑法の比較法的検討を基礎に他の参加者と議論することを通して、新たな着眼点を得たり問題意識を獲得したりすることなどが、授業の目的である。 | |||
Course Goals | ドイツ刑法に関する基礎的な文献の講読、および、関連事項の解説を通じて、ドイツ法について自力で研究できる能力を獲得する。比較法的検討を通して法や制度、判例等を多面的で柔軟に理解する研究態度を身につける。 | |||
Schedule and Contents |
各回の報告者を決め、その報告を受けて、議論を行う(演習形式)。今年度は刑法総論をテーマとし、主に、Guenter Stratenwerth/ Lothar Kuhlen, Strafrecht Allgemeiner Teil, Die Straftat, 6.Aufl.を取りあげ、受講生の研究テーマを勘案して、講読箇所を決め、順次講読を進める。 授業計画はおおむね次のとおりとする。 第1回 趣旨説明・分担の割当て 第2~6回 正当防衛・過剰防衛 第7~11回 正当化緊急避難 第12~14回 予備と未遂 第15回 前期フィードバック期間 第16回 趣旨説明・分担の割当て 第17~21回 責任・責任能力 第22~26回 共同正犯 第27~29回 狭義の共犯 第30回 後期フィードバック期間 参加者の研究分野を考慮して一部変更することがある。 |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点による。出席状況、報告の内容、授業内での発言等に基づいて評価を行う。 法学研究科が定める成績評価の方針に従って到達目標の達成度を評価する。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
当該回のテーマについて該当部分を読み込み、内容を精確に把握して授業に臨むこと。 判例や学説について授業中に確認を要するとされた点は次回までに調査し、報告をすること。 |
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Textbooks | Textbooks/References | Strafrecht Allgemeiner Teil, Die Straftat, 6.Aufl., Guenter Stratenwerth/ Lothar Kuhlen, (Vahlen,2011), ISBN:978-3-8006-4167-3 |