Tax Law A
Numbering Code | G-LAW10 7B315 OJ41 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | lecture and seminar | |
Target Year | Doctoral students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.5 | |
Instructor name | OKAMURA TADAO (Graduate School of Law Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | Irving Fisherの所得概念について、内外の文献に基づき議論をする。Fisherの所得概念は、Simonsのそれと比較すると、租税法の領域では、あまり着目されていなかった。しかし、消費課税の重視や年金・金融商品に対する課税を考える上で、今後、重要さを増すと考えられる。授業では、Fisherが主張した「心理的満足」という所得の原義を追究する。 | |||
Course Goals | Fisherの所得概念を理解し、年金・金融商品に対する課税に応用する力を養う。 | |||
Schedule and Contents |
第1回 導入 第2-3回 "Income in Theory and Income Taxation in Practice"の第1章を講読する。 第4-5回 同論文の第2章を講読する。 第6-7回 同論文の第3章を講読する。 第8-9回 同論文の第4,5章を講読する。 第10-12回 同論文の第6、7章を講読する。 第13-14回 同論文の第8-10章を講読する。 第15回 フィードバック期間(OHまたはメールによる。) 授業の進行状況により、伸縮したり省略したりすることがある。 |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点による。 法学研究科が定める成績評価の方針に従って到達目標の達成度を評価する。 |
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Course Requirements | 学部または法科大学院の租税法を履修していること。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 取り上げる外国語と日本語の文献について、入念な予習が必要である。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
テキストは、Irving Fisher, Income in Theory and Income Taxation in Practice, Econometrica , Jan., 1937, Vol. 5, No. 1 (Jan., 1937), pp. 1-55. |
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References, etc. |
以下を参照する。 ・Irving Fisher & Herbert W. Fisher, Constructive Income Taxation (Happer & Bros., 1942). ・Irving Fisher, The Double Taxation of Savings, The American Economic Review , Mar., 1939, Vol. 29, No. 1 (Mar., 1939), pp. 16- 33. |