Civil Law IB
Numbering Code | G-LAW10 6A407 OJ41 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | lecture and seminar | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.3 | |
Instructor name | HASHIMOTO YOSHIYUKI (Graduate School of Law Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
不法行為法の重要問題に関して、アメリカ法の英語文献からいくつかの章を講読しつつ、対応する日本法の議論を比較・検討することにより、比較法研究の意義を理解するとともに、不法行為法理論についての理解を深める。 ※本科目は、法曹養成専攻(法科大学院)との共通科目である。 |
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Course Goals | 外国の議論を手がかりに、不法行為法理論に関する理解を深めるとともに、現在の議論状況に対する批判的視点や問題意識を獲得する。 | |||
Schedule and Contents |
※報告担当案の作成のため、受講予定者は、後期の開始までに、担当教員(法経北館411)まで連絡すること。 【第1回】 導入 講読する章を決定し、担当者を割り振る。 【第2回~14回】 英語文献の講読と日本法との比較検討 毎回、報告者の報告に基づいて全体で議論を行う。 1つの章につき、①英語文献の該当部分に関する訳文または要約に基づく検討と、②日本法の対応する議論との比較・検討を、原則1回ずつ交互に行う。担当者には、自らの問題意識の提示も求められる。 以下のテーマまたは章から講読する予定である。 - Aims and Policies of Tort Law - The Ordinary Standard of Reasonable Care - Structured Weighing of Risks and Utilities - Proximate Cause - Strict Liability for Abnormally Dangerous Activities - Tort Liability for Defective Products - Negligent Economic Loss in the Stranger Context 【第15回】 (フィードバック期間) ※なお、希望者全員がドイツ語文献の講読を希望する場合には、ドイツ民法の体系書を教材として外国文献講読を行うので、事前に相談・確認されたい。 |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点による。担当した報告の内容、各回の議論への参加状況を総合評価する。 法学研究科が定める成績評価の方針に従って到達目標の達成度を評価する。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業中に別途指示する。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
Dobbs, Hayden & Bublick, Hornbook on Torts (2d ed. 2016) https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB05198904 |
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References, etc. |
樋口範雄『アメリカ不法行為法〔第2版〕』(弘文堂、2014年) https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB04845714 瀬川信久ほか『民事責任法のフロンティア』(有斐閣、2019年) https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB07170567 中原太郎ほか『現代独仏民事責任法の諸相』(商事法務、2020年) https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB07603554 和田真一ほか『現代市民社会における法の役割』(日本評論社、2020年) https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB08246378 その他、授業中に適宜指示する。 |