American Politics
Numbering Code | G-LAW10 7B771 OJ42 | Year/Term | 2022 ・ Year-round | |
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Number of Credits | 4 | Course Type | lecture and seminar | |
Target Year | Doctoral students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.2 | |
Instructor name | MACHIDORI SATOSHI (School of Government Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | この授業では、アメリカ政治の実体的特徴とアメリカ政治学の方法的特徴を把握することを目的とする。今日、現代政治分析の諸業績を理解するにはアメリカにおける政治学の動向を理解することが不可欠だが、そのためには多くの業績が対象とするアメリカ政治についての知識も持っていることが望ましい。このような観点から、研究対象としてのアメリカ政治そのものに関心を持つ大学院生だけではなく、現代政治分析の理論的基礎を得たいと考えている大学院生も念頭に置き、授業を進める。 | |||
Course Goals | 現代アメリカ政治および比較政治を対象とする成果を中心に、研究方法や主要論点を把握し、博士号取得後には自立した研究者として政治学的分析が行えるようになるためのスキルを習得すること。 | |||
Schedule and Contents |
授業において検討すべきことの柱となるのは、以下の4点である。 1 アメリカ政治についての基本的特徴と研究上の主要論点の把握 2 比較政治学における研究上の主要論点の把握 3 現代政治分析における方法論の習得 4 上記3点を基礎とした自らの研究の方向性確立 授業を構成するのは、以下の内容である。以下に挙げる回数は例示に近く、少人数演習であることに鑑み、時間配分等は参加者の希望をできるだけ考慮しつつ決定する。ただし、全体の授業回数はフィードバックを含め30回となる。 1 アメリカ政治・比較政治・現代政治分析に関する英語文献の講読・討論(18回程度) 2 アメリカ政治・比較政治・現代政治分析に関する日本語文献の講読・討論(6回程度) 3 授業で習得した方法論を援用した参加者の研究発表(6回程度) 4 フィードバック |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点(授業への出席、文献紹介や研究発表の担当、討論への積極的参加)による。 法学研究科が定める成績評価の方針に従って到達目標の達成度を評価する。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
課題文献を事前に読み、授業に能動的に参加できるようにしておくこと。 授業中に理解できなかった点があれば、関連する研究成果などを精読することで習得すること。 なお、課題文献の大部分は英語であるため、研究書・研究論文レヴェルの英語を理解し、授業中の議論や検討に足りる程度まで内容が十分に把握できることは、当然の前提である。 |
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Textbooks | Textbooks/References | 複数の文献を用いるが、詳細は初回の授業の際に説明する。 | ||
References, etc. | 講読文献や授業内容に関連した文献や資料については、適宜指示する。 |