Asian Legal History

Numbering Code G-LAW10 7B031 OJ41 Year/Term 2022 ・ Year-round
Number of Credits 4 Course Type lecture and seminar
Target Year Doctoral students Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.3
Instructor name SUZUKI HIDEMITSU (Graduate School of Law Professor)
Outline and Purpose of the Course  東洋法史に関する基礎的素養を身につけ、史料の読解力・運用能力を高める目的で、清代における地方官等の手引書たる「官箴書」や判決文集たる「判語」の講読を行なう。
 「官箴書」や「判語」は、地方の裁判の現場において実際に裁判を担当した官僚等の対応が確認できるものであり、東洋法史を研究するにあたっての基本史料の一つである。この授業では毎回、輪読形式で講読を行なう。担当者は「官箴書」や「判語」のうち予め指定された箇所の現代語訳と解説をレジュメを用いて発表し、その後全員でその内容について討論をする。担当者以外の出席者も必ず予習をして臨み、討論の場で意見や質問を出すこととする。
 なお前後期の終わりには、参加者全員が、講読内容を踏まえて自己の研究内容について報告を行うこととする。
Course Goals ・東洋法史の基本史料を読解できる。
・史料から自ら論点を導き出し、かつそれについて調査を行って自らの見解を提示できる。
Schedule and Contents 第1~11回 「官箴書」や「判語」の講読。
 毎回、担当者が「官箴書」や「判語」のうち予め指定された箇所の現代語訳と解説を行い、その後全員でその内容について討論をする。
第12~14回 個別研究報告
 参加者全員が、講読内容を踏まえて、自己の研究内容について報告を行う。
第15回 フィードバック期間。
第16~26回 「官箴書」や「判語」の講読。
 毎回、担当者が「官箴書」や「判語」のうち予め指定された箇所の現代語訳と解説を行い、その後全員でその内容について討論をする。
第27~29回 個別研究報告
 参加者全員が、講読内容を踏まえて、自己の研究内容について報告を行う。
第30回 フィードバック期間。

 フィードバックの詳細については授業内で告知する。なお受講者の希望を踏まえて、方法等を変更する場合がある。
Evaluation Methods and Policy 平常点評価(授業への参加状況、報告内容、授業内での発言などによる総合評価)。
法学研究科が定める成績評価の方針に従って到達目標の達成度を評価する。
Course Requirements ・古典中国語で書かれた史料(白文)を読めること。
・中国清代の歴史の基本的知識を習得していること。
Study outside of Class (preparation and review) 史料読解については事前の予習が必須であるほか、他は必要に応じて講義内で指示をする。
Textbooks Textbooks/References プリント等は必要に応じて配布する。
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