Political Process
Numbering Code | G-LAW10 6A781 OJ42 | Year/Term | 2022 ・ Year-round |
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Number of Credits | 4 | Course Type | lecture and seminar |
Target Year | Master's students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Mon.1 |
Instructor name | MASAKI KONDO (School of Government Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course |
政治過程の理論および実証研究について、講義と輪読、適宜研究報告を交えながら、学習する。まず、定性的研究の方法論を学ぶ。過程追跡、分析的叙述、ケーススタディなどを取り上げる。次に、地域研究と比較福祉国家の文献を取り上げ、それぞれの文献の内容に即して学習を深める。最後に、演習で得た知見を活かして、各自が研究構想を発表する機会を設け、受講者全員で議論する。 なお、受講者の関心や人数によって授業内容が変更される場合がある。 |
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Course Goals | 政治過程分析の手法に関する基本的な知識と理解を得て、自分でそれらを用いて実証分析ができる能力を養う。 | ||
Schedule and Contents |
第1回 イントロダクション 本演習の目的と進め方について説明する。また、輪読文献を簡単に紹介し、報告の順番を決める。 第2-7回 政治過程方法論 定性的研究の手法を学ぶ。差異法・一致法、過程追跡、ケーススタディなど、様々なアプローチについて方法論の文献を輪読する。 8-15回 地域研究 地域研究の文献を輪読する。欧州、北米、東アジアを中心に幅広い地域の研究を取り上げる。それぞれの研究内容だけでなく、地域の特殊性を考慮しつつ分析的な叙述を行う方法について学ぶ。 16-23回 比較福祉国家論 比較福祉国家の文献を輪読する。福祉国家変容について学ぶと同時に、統計分析と過程追跡をどのように組み合わせるか等について学習する。 24-28回 研究発表 受講者が研究構想を発表し、全員で議論する。 29-30回 フィードバックと総括 ここまでの議論をまとめ、残された課題や疑問点について受講者全員で議論する。切りの良いところまで読了できなかった場合、補充の回とすることもある。 |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点による。 法学研究科が定める成績評価の方針に従って到達目標の達成度を評価する。 |
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Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) |
授業前に取り上げられるテーマに関する文献を読み、理解できない概念や理論についてできるだけ事前に調べ、理解しておくこと。 講義後は、論点や理解したことについて整理し、さらに必要な文献を調べること。 |