Criminal Law IIB
Numbering Code | G-LAW10 6A587 OJ41 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | lecture and seminar | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Mon.5 | |
Instructor name | TAKAYAMA KANAKO (Graduate School of Law Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
ドイツ刑法学の基本的文献を講読することにより、ドイツ語文献を読み解く能力を養成するとともに、ドイツ刑法と日本刑法の比較法的検討を基礎に他の参加者と議論することを通して、刑法学に対する理解を深め、新たな問題意識を獲得することなどが、授業の目的である。 なお、以上と並行して、学位論文の作成に向けて、中間報告と質疑応答の機会を適宜組み込む予定である。 |
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Course Goals |
ドイツ刑法の基本的な内容、および、文献の構成・形式を知ることによって、ドイツ法について自力で研究できる能力を獲得する。 比較法的検討を通して法や制度、判例等を多面的で柔軟に理解する研究態度を身につける。 |
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Schedule and Contents |
今学期は、近時公刊された重要な論文の紹介と検討にあてる。取り上げる文献は、近時公刊された教科書とし、そこから特定の単元を受講者に選んで報告をしてもらうこととする。 学位論文の中間報告は、前半を論文内容のプレゼンテーション、後半を参加者全員による意見交換にあてる。 具体的な授業計画は、後期の開始時点で決定する。開講までにより適切な書物が刊行等された場合には、授業内容を変更する可能性がある。 第1回 イントロダクション・分担 第2~8回 個別論点の検討 テーマ例: Handlungslehre Kausalität und objektive Zurechnung Vorsatz und Irrtum Fahlässigkeit Notwehr Notstand Einwilligung Schuld Unterlassung Versuch und Rücktritt Täterschaft und Teilnahme Konkurrenzen 第9~14回 学位論文中間報告 第15回 フィードバック |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点による。 法学研究科が定める成績評価の方針に従って到達目標の達成度を評価する。 |
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Course Requirements | ドイツ語を読む基本的な能力が必要である。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 配付教材を授業前に読んでおくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | Strafrecht, Allgemeiner Teil, 13. Aufl., Jürgen Baumann u.a., (Gieseking, 2021), ISBN:978-3-7694-1246-8 |