Constitutional Law IA
Numbering Code | G-LAW10 6A205 OJ41 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | lecture and seminar | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.3 | |
Instructor name |
DOI MASAKAZU (Graduate School of Law Professor) OTONASHI TOMOHIRO (Graduate School of Law Associate Professor) |
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Outline and Purpose of the Course |
令和3年度に引き続き、包括的基本権保障について考察を行う。 具体的には、合衆国憲法の修正5条及び14条のdue process条項による権利保障について、合衆国最高裁判例を検討することを通じて、プライバシー、レプロダクション、家族に関する権利などの保障について考察する。それによって、日本国憲法13条及び14条が保障する権利について考えるために有益な知見を得ることが、本授業の目的である。 |
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Course Goals |
(1) due process条項による権利保障に関連する基本概念及び学説の動向を理解する。 (2) 英語により合衆国最高裁判例及び学術論文が読める。 (3) 判決文を読んで、判示事項を特定したり、他の判例とのdistinctionを行ったりする技法を理解する。 (4) 判例を批判的に検討することができる。 |
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Schedule and Contents |
Stone,Seidman, Sunstein, Tushnet & Karlan, Constitutional Law, 8th eds.を講読する(第1回~第14回)。 各受講者は、指定された箇所の翻訳を担当し、全員で訳文の批判的検討を行いながら講読を進めることにより、法学英語に慣れ、学術論文の読み方を学ぶとともに、due process条項に関する基礎理論の基本概念に関する理解をも深める。 最終回に、議論の総括やフィードバックを行う予定である。 |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点評価。 報告及び発言などに基づいて、到達目標を達成しているか否かを確認し、法学研究科の評価基準に従って評価する。 法学研究科が定める成績評価の方針に従って到達目標の達成度を評価する。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 各受講者は、毎回、テキストの指定された箇所を読んでおくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | Constitutional Law, 8th eds, Stone,Seidman, Sunstein, Tushnet & Karlan, (Wolters Kluwer), ISBN:978-1-4548-9674-6 | ||
References, etc. |
アメリカ憲法入門[第8版], 松井茂記, (有斐閣、2018), ISBN:978-4-641-04823-2
その他の参考文献については、授業において指示する。 |