Cultural Practice I (Chado: The way of tea)

Numbering Code G-GAIS00 54022 PJ35 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 1 Course Type Practical training
Target Year From 1st to 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.4・5
Instructor name KURAKAZU SOUKAKU (Part-time Lecturer)
SEKINE SOUCHUU (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 日本の文化を代表する伝統文化・茶道は、綜合文化、綜合藝術といわれ、あらゆる文化や芸術のジャンルを包摂するとともに、東アジア全域の宗教・思想・芸術文化をも受容している。従って、茶道は東洋文化の精華とも言われる一大綜合文化である。この茶道は、点茶と喫茶の両者を機縁として成立するものであり、実習を通して茶道を体験的に捉えることを大切にしながら、茶道史や茶道思想の講義も行う。
Course Goals 茶道は形の文化であり、亭主と客の基本的所作の習得を通じて茶道の心を知ることに努める。また、茶道は茶禅一味と言われるが、中国や日本の諸宗教・諸思想などが重層的にかかわっていることを学ぶ。
Schedule and Contents ■講義日程: 令和4年4月11日(初回講義は4時限目のみ)
          5月 2日・ 9日・16日・23日・30日
          6月 6日・13日


【講義】・「茶道史①」―珠光・紹鴎・利休―
    ・「茶道史②」―千家三代宗旦と三千家の成立―
    ・「茶道史③」―沢庵和尚・井伊直弼―
    ・「茶の湯と易」―ミクロコスモスとしての茶の湯―
    ・「茶の湯と儒教」―人間関係の潤滑油としての茶の湯―
    ・「四規七則」―茶の湯のおもてなし―
    ・「侘び小考」―生きる力としての茶の湯―
【実習】・ イントロデュース―DVD「お茶会に招かれて」―
    ・「薄茶点前デモンストレーション」
    ・「立ち居振る舞い」―真・行・草―
    ・「清めの所作」―茶道具の扱い・帛紗さばき―
    ・ 点茶の所作-水と茶を運ぶ-、喫茶の所作
    ・ 点前の三要素-位置と決定・順序・動作-
    ・ 茶事とは何か
Evaluation Methods and Policy レポートと平常点
Course Requirements 茶道の実習は橘会館で行います。
なお、履修にあたり基本的な用具(帛紗他)の購入が必要です。詳細は別途周知します。
Study outside of Class (preparation and review) 特になし。
References, etc. 講義のつど必要に応じて資料を配付します。
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