情報セキュリティ

Numbering Code Year/Term 2022 ・ Intensive, year-round
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Intensive
Instructor name TAKAKURA HIROKI (Part-time Lecturer)
YAMAMOTO AKIHIRO (Graduate School of Informatics Professor)
Outline and Purpose of the Course IT化とネットワーク化が進行し、情報システムが企業活動・学術活動に不可欠になった現代において、そこに潜む脆弱性を狙ったサイバー攻撃により社会が大きな影響を受けることが問題となっている。本講義では、インターネットおよび組織内ネットワークを利用する際に知っておくべき知識、例えば、安全確保、攻撃からの防御と運用の継続、消されたデータの復旧、法制度などについて、システム管理者・利用者の視線に立ちながら最新技術を交えて講述する。
Course Goals 情報システムを利用する上での危険性を認識するとともに、その対策の概要を知る。
Schedule and Contents 開講日程:
5月6日(金)、13日(金)、20日(金)
6月3日(金)、10日(金)、17日(金)
7月8日(金)、15日(金)
各4-5限

[基礎技術]
ネットワーアーキテクチャ: IPv4、IPv6、TCP、UDP
サイバー攻撃と防御技術:マルウェア、脆弱性攻撃、不正アクセス検知、アンチウィルス、ブロックチェーン、オニオンルーティング

[攻撃技術]
ソーシャルエンジニアリング
脆弱性探索: ペネトレーションテスト、倫理的ハッキング、レインボーテーブル
攻撃の自動化: AIによる脆弱性自動探索と攻撃プログラム自動作成
[防御技術]
自動防御プログラム: 攻撃検知から防御プログラム生成
デジタルフォレンジックス: 消されたデータの復旧作業の手順と実態
サイバーインテリジェンスと状況把握: オープンソース情報、DarkWeb情報などの分析による状況
把握
[統合運用]
国内・国外の法制度: 著作権法、不正アクセス禁止法、IoT対策など
サイバーにおけるグループ管理:インシデント発生時の危機管理
Evaluation Methods and Policy 講義でのディスカション等への貢献度、プレゼンテーション等の内容、講義終了後に提出されるレポートにより総合的に判断する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 受講に際し特別の知識は必須ではないが、講義の効果を高めるため事前予習を課す場合がある。
Textbooks Textbooks/References 特に定めない。必要な資料は講義において配布する。
References, etc. 必要に応じて講義内で紹介する。
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