物理統計学セミナー
Numbering Code | Year/Term | 2022 ・ Year-round | ||
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Target Student | |||
Language | Japanese | Day/Period | ||
Instructor name | UMENO KEN (Graduate School of Informatics Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 物理統計学(平衡統計力学、非平衡統計力学、経済物理学)の基礎とデータ科学に適用できる物理統計学的手法を具体例を通して学ぶ。 | |||
Course Goals | 具体的な解析対象のデータに関して、適応できるデータ解析手法の動作原理と理論的な適用限界を理解する。 | |||
Schedule and Contents |
第1回 イントロダクション 物理統計学とデータ科学との関係の概要を説明する。その上で授業の進め方と準備・発表の方法を周知する。また、出席者の担当部分を決定する。 第2回-第5回 物理統計学(平衡統計力学、非平衡統計力学、経済物理学の基礎を具体的な物理モデルの解析を通して学習する。 第6回-第8回 宇宙電離圏観測に用いられる測位衛星データを対象とし、物理統計学的知見に基づきデータ解析を行う。 第9回-第12回 経済データ(金融市場)を対等とし、現代の仮説である効率的市場仮説の検証、 カオス的市場仮説の検証を、 物理統計学的知見に基づきデータ解析を行う。 第13回-第14回 分析結果の吟味と、更に良いデータ解析手法がないか吟味する。 第15回 まとめ |
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Evaluation Methods and Policy |
討論への積極的な参加(10点) レポート(2回、各20点)、試験(50点)により評価する。 レポートおよび個別評価については到達目標の達成度に基づき評価する。 4回以上授業を欠席した場合には、単位を認めない。 レポートは全回提出を必須とする。 独自の工夫が見られるものについては、高い点を与える。 |
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Course Requirements | 物理統計学特論を履修していること。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 本科目の達成目標に到達するには、講義での学習の他に予習・復習が必要である。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 必要に応じて講義中に紹介する。 | ||
References, etc. | 必要に応じて講義中に紹介する。 |