非線形物理学通論B
Numbering Code | G-INF03 54304 LJ57 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Thu.3 |
Instructor name |
AOYAGI TOSHIO (Graduate School of Informatics Professor) TERAMAE JUNNOSUKE (Graduate School of Informatics Associate Professor) MIYAZAKI SHIYUUJI (Graduate School of Informatics Senior Lecturer) |
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Outline and Purpose of the Course |
物理系から生命・社会システムまでの重要な系の中には、基本となる要素が相互作用することにより、機能を発現したり、複雑な振る舞いを見せるシステムがある。本講義では、このような多数の要素の相互作用による非線形現象に関連する数理モデルを概観し、それらを解析するための種々の統計物理・非線形力学・情報理論の基礎を講述する。 |
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Course Goals | 数学・数理科学の広い視点での基礎学力の涵養を目指す。多数の要素の相互作用による非線形現象に関して、それらを解析するための種々の解析手法の基礎と、それを活用する基礎的素養を習得する。 | ||
Schedule and Contents |
下記の予定で合計15回の講義を行う。 授業計画 第1回:非線形物理学と脳の情報処理概論(青柳) 第2回:脳の情報処理とシナプス学習則(青柳) 第3回:自己組織化マップと特徴抽出(青柳) 第4回:連想記憶モデル(青柳) 第5回:脳の情報処理モデルの最近の話題(青柳) 第6回:計算論的神経科学(寺前) 第7回:脳の構造と特性(寺前) 第8回:教師あり学習(寺前) 第9回:強化学習(寺前) 第10回:学習と脳(寺前) 第11回:複雑ネットワークの諸性質1 スモールワールド性(宮崎) 第12回:複雑ネットワークの諸性質2 スケールフリー性(宮崎) 第13回:ページランク(宮崎) 第14回:感染症の数理モデル(宮崎) 第15回:複雑ネットワークとゲーム理論(宮崎) なお、内容は、受講生の習熟度や学習の進度に応じて変更することがある。 |
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Evaluation Methods and Policy | 講義内容に関して習得すべき知識等が獲得されたことを、レポート試験や小テストを課して評価する。また、出席状況などを加味した平常点を上記評価の参考に用いる場合もある。詳細は必要に応じて授業時に説明する。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 重点的な復習により、講義中に適時指示される課題等に取り組むこと。 |