計算知能システム論
Numbering Code |
G-INF05 63545 LJ10 G-INF05 63545 LJ54 |
Year/Term | 2022 ・ Intensive, year-round |
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Number of Credits | 1 | Course Type | Intensive lectures |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Intensive |
Instructor name |
TANAKA TOSHIYUKI (Graduate School of Informatics Professor) UEDA NAONORI (Part-time Lecturer) |
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Outline and Purpose of the Course | 情報関連技術の急速な進展のおかげで、我々は今や膨大なデータを収集し蓄積することが可能であるが、同時に、膨大なデータのなかから有用な情報をいかに効率よく抽出するかという問題がその重要度を増している。本講義では、統計的学習理論などの統計科学の枠組みにもとづく計算知能の手法について講述するとともに、データからの情報抽出の問題への応用についても解説する。 | ||
Course Goals | 統計的学習理論に代表される統計科学の枠組みにもとづく計算知能の手法について理解するとともに,データからの情報抽出の問題への応用事例についても学ぶ. | ||
Schedule and Contents |
担当教員:田中利幸・上田修功(NTTコミュニケーション科学基礎研究所) 統計的学習の基礎,最適化の技法(4回,担当:田中) 計算知能システムの基盤という観点から,収集されたデータからその統計的構造を取り出す統計的学習の方法論について,確率統計の基礎から始め,最尤推定,混合分布とEMアルゴリズムなどの事項を取り上げて講述する.また,統計的学習の効率的な実装に際して重要となる最適化の技法や,ノンパラメトリックベイズ法の数理的な基礎についても紹介する. ベイズ学習の基礎と応用(4回,担当:上田) ベイズ学習の基礎からパターン認識、データマイニング応用について、基礎的な事項について講義するとともに、関係データ分析などのデータマイニングの最近の実応用事例についても紹介する。基礎的な事項については、クラスタリングのクラスタ数決定の基礎理論となるディリクレ過程混合モデルについても講述する。 |
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Evaluation Methods and Policy | レポートにもとづいて評価する.講義で説明する基本的な概念と,それらが実データの解析にどう応用されるかについての基礎的な理解を得ることを達成目標とする. | ||
Course Requirements | 理系学部卒業程度の数学の知識を前提とする. | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 講義で取り扱うアルゴリズムの具体的な導出過程について,講義資料をもとに復習しておくこと. | ||
References, etc. |
計算統計I (第III部), 樺島祥介, 上田修功 共著, (岩波書店), 統計科学のフロンティア11 続、よくわかるパターン認識, 石井健一郎,上田修功, (オーム社) |