有形文化財調査法論2
Numbering Code | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | Master's students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Mon.2 |
Instructor name | ONO YOSHIHIRO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 物質遺物・有形文化財の観察・調査を通して、歴史像を再構築する手法(考古学的手法)について、土器・陶磁器を具体的な素材として論ずると共に、東アジア世界における技術の地域性と技術伝播の歴史的背景について講ずる。 | ||
Course Goals | 物質遺物としての考古資料から歴史的情報を引き出すための実践的方法を、極力具体例に即して講じ、出土品のみを扱う学問であると誤解されがちな考古学の研究手法が、伝世品を含む有形文化財一般に適用可能な汎用性を有していることについての理解を深める。 | ||
Schedule and Contents |
基本的に下記内容に沿って進める予定であるが、オリエンテーションの際に受講者の基礎知識量を確認すると共に、興味関心を聴取し、適宜変更を加える場合がある。 第1講 オリエンテーション 第2講以後は、次の内容について各2回程度の講義を行う。 1.相対編年論(層位論と型式論) 2.暦年代論 3.産地同定論 4.分布論(流通論) 5.技術伝播論・模倣論 6.機能論 7.解釈論 |
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Evaluation Methods and Policy | 受講姿勢を重視するが、期末に課すレポートとの総合評価。 | ||
Course Requirements | 第1講には必ず出席すること。やむをえず欠席する場合には、事前に担当教員に連絡し承認を得ること。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業で紹介した関連論文・書籍を熟読すること。 |