社会学演習
Numbering Code | G-HUM34 5A057 SJ36 | Year/Term | 2022 ・ Year-round |
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Number of Credits | 4 | Course Type | Seminar |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.5 |
Instructor name | TANAKA NORIYUKI (Graduate School of Letters Associate Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course |
社会学の歴史的展開をその社会的環境(社会構造の変動や大学制度の発達、ディシプリンの分化など)と関連づけて社会学的視点から研究した近年の代表的文献をいくつか取り上げて講読し、検討する。ブルデューの「界」理論をベースにしてフランス社会学の成立と展開を研究したJohan Heilbron, French Sociology (2015)のほか、Stephan Moebius、Stephen Turner、George Steinmetz、Andrew Abbott、Donald N. Levineらの著作、さらにはこれらに関連する知識社会学・知識人の社会学の文献(主に英語文献)を取り上げる予定である。 またこれとあわせて受講者による修士論文・博士論文等の中間報告も適宜行う。 なお、受講者に要約・報告してもらう文献は受講者の語学力に応じて割り当て、ドイツ語・フランス語の文献も可能であれば取り上げる。 |
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Course Goals |
フランス、ドイツ、アメリカ等における社会学的伝統の形成を規定してきた社会的ならびに思想的な諸要因について理解し、日本の社会学についてもそれらと比較することによってその特徴を相対的に把握できるような視点を獲得する。 また、社会学史・知識社会学・歴史社会学の基本的な研究手法を習得する。 |
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Schedule and Contents |
前期 【第1回】イントロダクション 【第2回~第15回】社会学史・知識社会学文献の講読。修士論文・博士論文等の中間報告を適宜行う。 後期 【第1回~第14回】社会学史・知識社会学文献の講読。修士論文・博士論文等の中間報告を適宜行う。 【第15回】まとめ |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】 平常点(100%)。報告レジュメと授業中の発言によって評価する。 【評価方針】 到達目標について、人間・環境学研究科の成績評価の方針に従って評価する。 |
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Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 受講者は毎回テキストの該当箇所を予習してくることを求められる。 |