言語比較論演習4
Numbering Code | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Fri.3 |
Instructor name | KAWASAKI YASUSHI (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 印欧語族の諸言語を軸に共時的・通時的な視点から、音・形態・文法・意味・語彙などの諸領域におけるさまざまな言語現象の分析・記述を行う。 | ||
Course Goals | 言語類型論や対照言語学のアプローチも用いながら、いろいろなタイプの言語体系の普遍的・法則的な現象を考察し、それらの現象の成立と変遷のプロセスを実証的に解明していく力をつける | ||
Schedule and Contents |
第1回~第3回: ガイダンス。比較法・内的再建法といった比較言語学の手法を学ぶ。 第4回~第6回: 言語変化のメカニズムや言語体系の普遍性・法則性を通時的・共時的に解明する。 第7回~第9回: 主にヨーロッパの古典語から現代諸言語に至る学識を習得しつつ、言語の比較・対 照というアプローチを通じて人問言語の同質性と異質性の体系を明らかにすること を目指す。 第10回~第14回: 言語の理論的考究による種々の成果を踏まえ、言語学の方法論上の問題についても 論究し言語の本質に迫ることが目標である。併せて、言語類型論の立場から、こと ばの諸相(言語体系の法則性・言語変化のメカニズム)を考究することによって、 多様性の背後に見え隠れする言語の普遍的特質を追求する。 第15回: フィードバック |
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Evaluation Methods and Policy | 授業への積極的な参加(討論)など平常点に基づく。発表30%、質疑への参加20%、言語学の基礎知識の理解30%、その他 小レポートなど20%で評価する。研究発表・レポートでは到達目標(言語体系の捉え方、言語現象の成立と変遷のプロセスを実証的なデータを用いて解明していく能力)の達成度に応じて評価する。なお、レポートは、オリジナリティーの高さを特に大切にする(また、3回以上、欠席した場合は単位を認めない)。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | こちらで配布する教材を毎回、予習・復習のこと。 |