地域空間論演習3

Numbering Code G-HUM35 5I099 SJ39 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year Master's students Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.2
Instructor name KOJIMA YASUO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 地理学における“Scale”は、地図の縮尺を示すほか、研究の認識や方法における空間的な視圏を意味してきたが、グローバル化に象徴される複雑な関係性への関心が高まる中で、存在としての空間として用いられるようになっている。この地理的スケールとも呼ばれる研究動向を整理したAndrew Herodの『Scale』をテキストとして、生活空間論・地域論との接点や可能性についてティスカッションする。
Course Goals 人文地理学における研究フロンティアを理解する。
地理的スケールを用いて研究活動をすることができるようになる。
Schedule and Contents テキスト『Scale』の記載内容や関連する概念、あるいは具体的な事例について、事前に課題が提示され、それを紹介する受講生の報告を導入として、ディスカッションを行う。演習授業は次のテーマについて、それぞれ1~3回をあてる。フィードバックを含めて全15回。
1.スケールとは
2.身体
3.都市
4.地域
5.国家
6.グローバル
Evaluation Methods and Policy 担当課題の報告(6割)、他報告の討論記録(2割)、ディスカッションへの参加度(2割)を総合的に評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 毎回、課題が提示されるので、テキストの関連部分を読んで、演習に臨むこと。
Textbooks Textbooks/References Scale, Andrew Herod, (Routledge , 2011), ISBN:9780415349086, KULINEに電子ブックがある
テキストは購入を勧めるが、京都大学図書館KULINEに電子ブックがある。
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