精神医科学1(心理的アセスメントに関する理論と実践)
Numbering Code | G-HUM34 5C041 LJ26 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Thu.2 |
Instructor name | FUNABIKI YASUKO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course |
【この科目の正式名称は「精神医科学1(心理的アセスメントに関する理論と実践)」です。】 現代社会において、様々な社会的場面において、こころの問題が取り上げられるようになり、その対策は喫緊の課題となっている。これらを受け、こころの支援への認識も高まり、専門家の養成を期待されるとともに、専門的立場に立たない人による心の支援も重要視されている。 このような背景の中、本授業では、こころの支援の基本を身につけること、中でも、支援を行うにあたり、困りを見立て、支援の方向性を考える視点を養うことを目的とする。また、心理的アセスメントの理論と実践の意義を解説し、代表的な発達・心理検査の用途と使い方、また相談・助言・指導等への応用についても。 |
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Course Goals | こころの支援を行う際の倫理と配慮、特に人が人を評価する際の留意点を学びながら、各種検査手法について概略を把握する。これらを通して、自身の精神的健康の維持、また様々な特性や症状を持つ他者に配慮し共存していく見識も養う。 | ||
Schedule and Contents |
以下の項目につき、解説・議論形式で進める。リアルタイム話題を組み込む場合があり、また授業の効率性のために、関連する内容が前後することがある。 1.授業の全体説明 2.各種困り事の相談(場面設定、傾聴、助言の仕方など) 3.各種専門家や関わるスタッフとの連携 4.守秘義務について 5.心理・発達検査の概説 6.質問紙検査について 7.投影法:バウムテスト、風景構成法、PF studyなど 8.発達検査:新版K式、Bayley III 9.認知機能検査1:WAIS-III、ITPAなど 10.認知機能検査2:WISC-IV、WMS-Rなど 11.発達障害の評価:要支援度評価尺度(MSPA)など 12.自閉症評価(ADOS) 13.自閉症評価(ADI-R) 14.全体のまとめ、質問受け、演習の追加など |
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Evaluation Methods and Policy | 平常点評価(授業内での議論への参加状況)により評価を行う。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 予習は特に必要としない |