イギリス近現代文化論2A

Numbering Code G-HUM35 5J046 LJ36 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Master's students Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.5
Instructor name KATSURAYAMA KOUJI (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 「英詩史上の諸問題」
英詩史は可能か、という根本問題から、英詩のリズム、様々な詩形の発達とその特徴、ギリシア・ローマ古典文学との関係など、英詩史上の諸問題を考察する。
Course Goals 「イギリス詩史の展開とホプキンズ」に関して多様な考察をおこなうことで、そこから、詩的特質の一般的特徴とは何かという問題について、自主的、継続的に取り組む能力を養う。
Schedule and Contents 「イギリス詩史の展開とホプキンズ」
本年度は、イギリス詩史におけるジェラード・マンリー・ホプキンズ(1844-89)の位置付けについて検証する。具体的には、英詩の歴史的変遷を踏まえつつ、ホプキンズの貢献について検討し、後世への影響についても同時に考察する。
第1回:導入:sprung rhythmの創始と英詩のリズム
第2回:odeについて:古典の伝統
第3回:odeについて:イギリスにおける発展
第4回:『ドイッチランド号の難破』(The Wreck of the Deutschland)成立の背景
第5回:ホプキンズ作品における『ドイッチランド号の難破』の位置付け
第6回:『ドイッチランド号の難破』 第1部 詳説(1)stanza 1, 2
第7回:同上 第1部 詳説(2)stanza 3, 4
第8回:同上 第1部 詳説(3)stanza 5, 6, 7
第9回:同上 第1部 詳説(4)stanza 8, 9, 10
第10回:同上 第2部 詳説(1)
第11回:同上 第2部 詳説(2)
第12回:同上 第2部 詳説(3)
第13回:同上 第2部 詳説(4)
第14回:後世への影響とまとめ
第15回:フィードバックの実施
Evaluation Methods and Policy 評価は、授業への参加が前提となる。期末に提出するレポートの成績(60%)を中心に、授業への積極的な参加や日常の活動を加味して(40%)、総合的に評価する。評価基準は、到達目標について、人間・環境学研究科の評価基準に従う。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 自らの専門的知識を活用し、講義内容について、それを自己の領域の言葉に翻案すればどうなるかを、講義のたびごとに、自らに問うことを求めたい。
Textbooks Textbooks/References 授業中に適宜プリントを配布する
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