分子変換環境論1
Numbering Code | Year/Term | 2022 ・ First semester | ||
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.2 | |
Instructor name | FUJITA KENICHI (Institute for Liberal Arts and Sciences Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 有機資源・物質の基盤となる有機分子の持つ固有の構造ならびに機能とその発現のメカニズム、そして様々な反応環境における特性を解析し、有機分子を効果的に有用な有機物質・有機分子に変換するための手法について考察する。特に、有機分子・物質の化学変換において重要な役割を果たしている有機金属分子・錯体が有する固有の反応性とその発現のメカニズムについて考察し、有機分子・物質の効果的な変換・利用法の応用を考究する。 | |||
Course Goals | 有機金属化合物の基礎的な性質について学ぶとともに、有機金属化合物や遷移金属錯体触媒を活用した有機合成手法について理解する。 | |||
Schedule and Contents |
有機金属分子・錯体の基礎的な性質・構造を理解し、これを有機合成化学的に応用した諸反応について解説する。 以下の予定にしたがって、講義を行う計画である。 1.形式、電子数、結合(4週) 2.有機金属反応機構(4週) 3.金属ヒドリドの合成化学的応用(1週) 4.金属-炭素σ結合を有する錯体の合成化学的応用(1週) 5.金属カルボニル錯体の合成化学的応用(1週) 6.金属カルベン錯体の合成化学的応用(1週) 7.金属アルケン、ジエン、およびジエニル錯体の合成化学的応用(1週) 8.金属アルキン錯体の合成化学的応用(1週) 9.金属アリル錯体の合成化学的応用(1週) |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】平常点(50%)および課題レポートの内容(50%)。 【評価基準】到達目標に照らして、人間・環境学研究科の成績評価基準に従って評価する。 |
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Course Requirements | 有機化学の基礎知識を有すること。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
第1回目の授業時に講義予定を示すので、それに合わせて予習することが望ましい。 また、期末に課題レポートを与えるので、それに取り組むことが復習となる。 |
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Textbooks | Textbooks/References | 初回の講義において指示する。資料は適宜配布する。 | ||
References, etc. | 随時紹介する。 |