史料学論2

Numbering Code G-HUM35 5I085 LJ38 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Master's students Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.4・5
Instructor name BABA HAJIME (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 前近代史研究(主として古代・中世史)における各種の歴史資料体=史料について、文字資料を中心に概観し、トピックとなる資料の分析を通じて研究手法を述べる。
Course Goals 一次的歴史資料の研究上取り扱いについて基礎的な手法を身につけ、史料に対して歴史学的アプローチが出来る能力を獲得することを目標とする。
Schedule and Contents 本年度は「歴史資料体の生成」という観点から、いくつかの事例を取り上げる。

1 ガイダンス
2 歴史資料体の生成をめぐって
3・4 木簡出土の理由と状況
5~12 木簡の資料性・作成状況・使用・廃棄
13・14 正倉院文書の世界 
Evaluation Methods and Policy レポートによります
Course Requirements ・日本古代史に関する基礎的な知識(高校卒業程度)は有すること。
・奈良文化財研究所において実物木簡を見ながら検討する授業を設けます。これに参加する意思があること。なお、奈良文化財研究所での授業日程は相談して決めます。
Study outside of Class (preparation and review) 特に予習・復習は求めません。
Textbooks Textbooks/References 資料を配付します
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