固体電子構造論2
Numbering Code | G-HUM36 5N038 LJ57 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | Master's students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Wed.3 |
Instructor name | YOSHIDA TEPPEI (Institute for Liberal Arts and Sciences Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 物質の電気的、磁気的性質を理解するために必要である固体電子構造の基礎を習得する。バンド理論をふまえた超伝導の基礎および、電子構造を実験的に観測する手法である光電子分光法の原理や応用例について学習する。 | ||
Course Goals | 固体の物性について微視的な考察ができ、主体的に物性研究を行う能力を養う。 | ||
Schedule and Contents |
固体電子構造の研究に関連した以下の項目について、英文または和文のテキストの輪読を行う。 1.電子構造の基礎 金属電子論とバンド理論 モット転移 超伝導、BCS理論 2.光電子分光法とその応用 角度分解光電子分光法 1粒子グリーン関数と自己エネルギー 強相関電子系、高温超伝導 |
||
Evaluation Methods and Policy | 出席(50%)と発言、発表(50%)により評価する。 | ||
Course Requirements | 量子力学、統計物理学の基礎知識を習得していることが望ましい。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 予習、復習では基礎的な物理概念の理解に重点を置くこと。 | ||
References, etc. |
固体物理学, イバッハ、リュート, (丸善出版) 光電子固体物性, 高橋隆, (朝倉書店) 強相関物質の基礎, 藤森淳, (内田老鶴圃) |