生成無意識論2
Numbering Code | G-HUM34 5A007 LJ46 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | Master's students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Wed.3 |
Instructor name | MATSUMOTO TAKUYA (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 生命体としての人間が言語的に自らを形成し、社会活動を営むにいたる過程における、無意識の構造の発生機序を解明し、この構造が精神の病理や創造行為を基礎づけてゆくありさまを、精神分析学的立場からの臨床実践を通じて探究する。 | ||
Course Goals | 精神病理学、精神分析学の基礎的諸概念を学び、自分でも関連したテーマを中心的または副次的に扱いながら論文を完成させる。 | ||
Schedule and Contents |
1.構造論的な精神分析の基礎的諸概念とその相互連関について教員が講述する。とくにテーマとなるのは、無意識がどのように文化的事象や精神疾患が社会生活と結びついているかということである。 2.受講者の研究内容に応じ、講師がその内容についての精神分析的な位置づけを述べる。 3.様々な精神分析概念について、受講者の発表に寄せる形で、講師が相互連関を重視しながら評釈を行なう。 4.講義の中で問題としたテーマを論文の主題とするとすれば、どのような学問的文脈で論文を作成することが可能かを、教員から指導する。 |
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Evaluation Methods and Policy | 出席、討論参加などの平常点。 | ||
Course Requirements | 特になし。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 図書館や自宅等における資料収集と論文執筆。 |