関係発達論2(心理支援に関する理論と実践)
Numbering Code | G-HUM34 5A003 LJ46 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.3 | |
Instructor name | OOKURA TOKUSHI (Institute for Liberal Arts and Sciences Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
【この科目の正式名称は「関係発達論2(心理支援に関する理論と実践)」です。】 関係発達論とは、生来の身体的資質、周囲の対人関係、社会・文化的環境の三者の絡み合いのもとで人間の自己性がいかに形作られていくかを究明する理論である。本講義では特に、いくつかの心理療法の理論を概観しつつ、それらの要点を関係発達論視点から解き明かしていく。さらに、そこで得られた認識をさまざまな領域における実践活動にいかにつなげていくべきかについても考えていく。 |
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Course Goals | 身体論、言語論、他者論、自我論を踏まえつつ、自己のなりたちについて実践的に考究することができる。代表的な心理療法の諸理論について知り、それを実践現場で選択・応用・具体化していける力を身に付ける。 | |||
Schedule and Contents |
1 実践理論としての関係発達論(1回~3回) 2 力動論に基づく心理療法の理論と方法(4回~6回) 3 行動論・認知論に基づく心理療法の理論と方法(7~8回) 4 その他の心理療法の理論と方法(9~11回) 5 実践領域(心理相談、関係調整を含む)への応用(12~14回) |
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Evaluation Methods and Policy | 出席、授業中の課題(ワーク)への取り組み、レポート。 | |||
Course Requirements | 「関係発達論1」と相補的関係にあるが、どちらから履修しても構わない。心理療法に関するある程度専門的な内容になるので、上に記した問題圏域に対する多少の予備知識を持っていること、下に記した参考書を読んでおくこと。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 参考書として挙げた各書から授業と関連する部分を探し、事前によく理解して授業に臨むこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | なし。 | ||
References, etc. |
育てる者への発達心理学, 大倉得史, (ナカニシヤ出版) 語り合う質的心理学, 大倉得史, (ナカニシヤ出版), 特に最終章 |