動態映画文化論4

Numbering Code G-HUM34 5A031 LJ35 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Master's students Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.3
Instructor name NIITA CHIE (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course テーマ:映画と演劇
本講義では、映画史を演劇との関係から考察する。映画がテクノロジーの発明から一大娯楽メディアとして今日に至るには、既に知名度のあった演劇の映画化、および映画を劇場=映画館で見るという形態が不可欠であった。授業では主に英語圏の映画と演劇に関する論考を講読しながら、舞台の映画化(あるいは映画の舞台化)、演技/演出論、観客との関係について考察する。
Course Goals ・映画史を演劇との関係から理解する。
・具体的な作品を映画と演劇の比較を通して分析する。
Schedule and Contents 授業は①学生による要約発表、②教員による補足、ディスカッションから進めます。

①要約発表:
・学部生=指摘されたテキストに出てくる映像/舞台作品を調べて説明する。
・大学院生=指定された応用編のテキストを読んで概要をまとめる。

②ディスカッション:
教員による補足・解説の後、PandAのフォーラム投稿をベースに行います。

第1回 イントロダクション
第2回 映画と演劇の基礎:歴史編
第3回 映画と演劇の基礎:理論編
第4回 映画と演劇の演技/演出論
第5-8回 作品分析、論文講読:シェイクスピア作品を中心に
第9-12回 作品分析、論文講読:ミュージカル作品を中心に
第13-14回 レポート構想発表
第15回 フィードバック
Evaluation Methods and Policy 授業参加:60%(要約発表、PandAのコメント投稿、授業でのディスカッション)
期末レポート:40%(作品を1つ選択して執筆)
Course Requirements ・授業時間外に一定量の英語テキストを読む意志があること。
・テキストに出てくる映像作品を自分で調べたり見たりする時間があること。
Study outside of Class (preparation and review) 予習:課題テキストを事前に読み、要約・概要をまとめる。指示された映像作品がある場合は、それを視聴してコメントを考える。
復習:授業でのディスカッションを踏まえたコメントをPandAに投稿する。
References, etc. The Cambridge Companion to Shakespeare on Screen, Russell Jackson, (2020)
Hollywood Musicals (Routledge Film Guidebooks), Steven Cohan, (2020)
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