強相関電子物性論1
Numbering Code | G-HUM36 5N027 LJ57 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | Master's students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.2 |
Instructor name | FUJIWARA NAOKI (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 固体電子多体系の強相関相互作用により生じる磁性や電気伝導性は、基礎科学の研究対象としても、現代社会への応用利用という観点からも極めて重要な位置を占める。電子間相互作用により生じる電荷秩序、磁気秩序、超伝導、金属絶縁体転移について核磁気共鳴を中心に取り扱う。 | ||
Course Goals | 核磁気共鳴法の原理を理解し、物性研究においてどのような情報が得られるか理解できるようにする。 | ||
Schedule and Contents |
1では、磁気共鳴法から見た強相関電子系という視点から教科書を講読する。 前半は、核磁気共鳴法一般について取り扱う。 1) 核磁気共鳴法の原理と装置 2) 核四重極共鳴法 後半では、高温超伝導体を含む鉄族酸化物を対象に、核磁気共鳴法から得られる物理量を取り扱う。 3) 電子と核の相互作用 4) 金属におけるナイトシフトと緩和時間 5) 超伝導状態におけるナイトシフトと緩和時間 |
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Evaluation Methods and Policy | 発表形式 | ||
Course Requirements | 学部レベルの物理を理解していること | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 教科書を読んでくる。 | ||
References, etc. |
核磁気共鳴の基礎, , (丸善) 遍歴電子系の核磁気共鳴, , (裳華房) |