Numbering Code	G-HUM36 5M015 LJ58	Year/Term	2022 ・ First semester
Number of Credits	2	Course Type	Lecture
Target Year	Master's students	Target Student
Language	Japanese	Day/Period	Tue.1
Instructor name	SAKAI SATOSHI (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course	地球の大気や海洋は、地球の自転の影響を大きく受けて動く流体である。そのような流体は身の回りの流体とはかなり異なる性質を示す。この講義では、基本的な流体の性質から回転系での流体の振る舞いまで、実例に即して解説をする。
Course Goals	通常の慣性座標系での流体の振る舞いに加えて、回転座標系での流体の振る舞いを、物理的かつ直感的に理解できるようになる。
Schedule and Contents	1．序論：大気と海洋の流れ 　2．流体の基礎方程式 　3．渦度とその保存則 　4．流体中の波動 　5．内部重力波 　6．回転系の運動方程式 　7．コリオリの力の緯度変化 　8．回転系の流体方程式 　9．地衡流と準地衡流近似 　10．ケルビン派 　11．ロスビー波 　12．回転系の内部重力波 　13．順圧不安定 　14．傾圧不安定 　15．準2年周期振動 ただし、受講生の基礎知識に応じて適宜調整をする。
Evaluation Methods and Policy	評価方法は、初期段階の受講生の基礎知識などに応じて適宜決める。
Course Requirements	基本的な物理の力学、波動論、および、数学の解析、線形代数に関する予備知識を必要とする。
Study outside of Class (preparation and review)	学生に応じて適宜指示する。