生体機能相関論
Numbering Code | G-HUM36 5L018 LJ69 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Thu.3 | |
Instructor name | KAWAMOTO TAKUO (Agency for Health, Safety and Environment Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 21世紀の重要な研究課題として、生命の機能に関する研究があり、その解決のためには、生命そのものの理解に加え、材料としての利用なども含めた視点からの考究が重要である。そこで、主に、酵素などの生体触媒(微生物を含む)や胚性幹(ES)細胞などの有用細胞を含めた動物細胞等を対象として、これらに関する生命科学的知見を深めるとともに、これらを用いた生体材料の開発と利用や再生医療の発展などを図る方法論を講義する。さらに、地球環境・資源の保全などにも資する方法論も解説する。 | |||
Course Goals |
・酵素などの生体触媒を利用したシステムによる生体材料等の開発・生産に関して学び、このシステムの地球環境・資源の保全の観点からみた利点や欠点なども理解する。 ・胚性幹(ES)細胞などの有用動物細胞等に関する生命科学的知見を深めるとともに、これらを用いた生体材料の開発と利用や再生医療の発展などを図る方法論を理解する。 |
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Schedule and Contents |
以下のようなテーマについて講述する。各項目には、受講者の理解の程度により、【 】で指示した週数を充てる。各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく、担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて、講義担当者が適切に決める。講義の進め方については適宜、指示をする。 ・オリエンテーション【1週】 ・地球環境や資源の保全に役立つ生体触媒を用いた有用物質生産【2週~3週】 ・生化学と有機ケイ素化学の融合――有機ケイ素生化学の開拓【2週~3週】 ・ES細胞と再生医療(有用生体材料としてのES細胞)【1週~3週】 ・がん研究に役立つ動物細胞を用いたDNA修復に関する研究【1週~3週】 ・RIセンターで行われている生命の機能に関する研究【1週~3週】 なお、学習の理解度等に応じて、変更される場合がある。 |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点評価(50%)試験の成績(50%) 平常点評価には、出席状況、小レポートの評価を含む。到達目標の達成度に基づき総合的に評価する。なお、評価基準は人間・環境学研究科の評価基準によるものとする。 |
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Course Requirements | 生物や化学に関する基礎的な素養があることが望ましいが、必須ではなく、興味があればよい。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 学習内容を習得するために授業の内容の復習を行うことが望ましい。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 特に指定しない。 | ||
References, etc. | 必要であれば、適宜紹介する。 |