生命環境共生論2
Numbering Code | G-HUM36 5L011 LJ69 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.2 | |
Instructor name | MIYASHITA HIDEAKI (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 地球生物圏におけるエネルギーの流れの根幹をなし,同時に地球上の物質循環と環境の維持に重要な役割を果たしている微生物,特に,光合成微生物について,その多様性,代謝特性,系統進化,特殊機能などについて,環境と生物の相互作用を軸として考究する。 | |||
Course Goals | 光合成微生物の多様性,光合成初期過程の仕組み、光合成生物と地球環境の恒常性の関連について理解する。 | |||
Schedule and Contents |
以下の内容について1~3回の講義する。 1. ガイダンス(1回) 講義内容および講義の進め方について説明・討議する。 2. 光合成と地球環境(2回) 光合成が地球環境の形成や恒常性に果たしている役割 3. 光合成生物の多様性(4回) シアノバクテリア,藻類,陸上植物,紅色細菌,繊維状非酸素発生型光合成細菌,緑色硫黄細菌,ヘリオバクテリア,クロラシドバクテリア,ハロバクテリアなど,光をエネルギー源とすることができる生物の多様性とそれらの生態 4. 光合成初期反応の仕組み(4回) 光合成初期反応(明反応)の仕組みについての概説 5.光合成生物と環境(3回) 光合成生物を利用した環境負荷低減技術、海洋のエネルギーフローなど 6. 関連研究の動向(1回) 光合成生物の多様性に関する研究動向から光合成生物と環境との相互作用 |
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Evaluation Methods and Policy | 達成目標の達成度に基づき総合的に評価する。なお、評価基準は人間・環境学研究科の評価基準によるものとする。 | |||
Course Requirements | 講義の進め方について議論するので初回の講義に必ず出席すること。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 配布資料を参考に、予習・復習を行うこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 特に指定しない | ||
References, etc. | 特に指定しない |