分子環境影響論2

Numbering Code G-HUM36 5L007 LJ60 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Master's students Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.2
Instructor name HIROTO SATORU (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 有機物質に関する基礎的な性質およびその物性発現に関する溶媒や熱など周囲の環境の及ぼす影響などについて、最新の研究を織り込みながら解説する。
Course Goals 有機色素の主原料である有機π電子化合物の理解に必要な基礎的な知識を習得するだけでなく、それらに基づく研究への応用を最新のトピックとともに理解する。
Schedule and Contents この授業では,有機分子の構造および周囲の環境が分子自体の光化学・電気化学的な性質および機能に及ぼす影響とその発現メカニズムについて解説する。例えば以下のような課題について,1課題あたり3~4週の授業を行う予定である.但し、最新の研究の状況に基づき、分量および内容を変更する場合もある。

1.π共役電子化合物の性質と構造(4週)
2.分子構造とその物性・機能(4週)
3.分子間相互作用とそれによる機能発現(3週)
4.分子集合体(超分子化学)に関する基礎知識(3週)
5.まとめ(1週)
Evaluation Methods and Policy ※評価方法:平常点(50%)およびレポート(50%)により評価する.
※評価基準:到達目標について、人間・環境学研究科の評価基準に従って評価する。
Course Requirements 学部レベルの有機化学についての知識を習得していることが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) 第1回目の講義で,講義スケジュールを配付する.また,講義内容に関するレポートを課すので,指定された日時までに提出すること.
Textbooks Textbooks/References 特に指定しない。授業期間中にPandA経由でスライドもしくはレジメを配布する。
References, etc. 大学院講義 有機化学〈1〉分子構造と反応・有機金属化学, 野依良治、柴崎正勝、鈴木啓介、玉尾晧平、中筋一弘、奈良坂紘一, (東京化学同人), ISBN:9784807904846
他の参考書については授業中に紹介する.
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