東アジア文化論演習1B
Numbering Code | G-HUM35 5J085 SJ37 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.4 | |
Instructor name | MATSUE TAKASHI (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
上古中国語(春秋戦国・前漢)と異なる特徴を持つ近古中国語(唐五代・宋代)について、主に語彙・文法面での理解を深めることを目的として、敦煌文献「葉浄能詩」を精読する。 |
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Course Goals | 近古中国語(唐五代・宋代)の語彙・文法面での特徴についての理解を深め、唐五代・宋代に成立した中国語文献を読解できるようになる。 | |||
Schedule and Contents | 前期に引き続き『敦煌変文集校注』(中華書局、1997年)所収の敦煌文献「葉浄能詩」を精読する。第1回の授業において、教員が敦煌文献や近古中国語を読解するための研究書についての概説を行った後、前期までの訳稿とその問題点を示した上で、第2回から第14回までは担当者を決め(輪番制)、敦煌文献「葉浄能詩」を読み進めていく。第15回は「まとめ」、第16回はフィードバックである。担当者は、現代日本語訳および語釈・注釈を示したレジュメを用意して授業に臨むことが求められる。 | |||
Evaluation Methods and Policy |
授業での発表内容と参加状況(出席状況・授業での積極的発言の有無)による。 原則として発表内容70%、授業への参加状況(出席状況・授業での積極的な発言)30%で評価する。なお、発表内容の評価基準は、(1)重要な文法・語彙項目の意味を正しく解釈できているか、(2)関連する先行研究を十分に踏まえて発表しているか、の二点である。 |
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Course Requirements |
前期からの継続履修が望ましい。 中国語既修者であり学術論文を読みこなす能力があること、さらに中国古典についての基礎的な知識を備えていること。 |
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Study outside of Class (preparation and review) | 担当者は、自身の担当する箇所について、十分に予習をし、レジュメを作成してくることが求められる。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | プリントを配布する。 |