中国文化論1A
Numbering Code | G-HUM35 5J074 LJ37 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.3 | |
Instructor name | MATSUE TAKASHI (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
本講義の目的は、古代中国語の複文について、如何なる形式的・機能的特徴を備え、歴史的に如何なる過程を辿ったのかを理解することにある。 現代中国語の複文の体系について、日本語と対照しつつ概説した後、上古中国語の複文について、中国語で書かれた専門書を読解することにより、古代中国における複文を巡る諸問題について理解する。さらに中国語の複文体系の史的変化および古代中国語の複文の類型論的特徴について理解する。 |
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Course Goals | 古代中国語の複文について、形式面・機能面から現代中国語の複文体系との相違を理解した上で、中国語の複文体系の史的変化および古代中国語の複文の類型論的特徴について考察することができる | |||
Schedule and Contents |
古代中国語研究のための基本書を紹介した上で、形式面・機能面から現代中国語の複文体系を解説する。第3回から第11回までは、梅広『上古漢語語法綱要』(台北:三民書局,2015年)第三章「偏正結構:条件句」を読解しつつ、古代中国における複文を巡る諸問題を検討する。中国語論文の読解の際は、担当の履修者が日本語訳を提出し、教員がその内容について解説と補足を行う形式で授業を進める。具体的な授業計画は以下のようである。ただし講義の進度や受講者の情況によって、テーマごとの回数や順序を変更することがある。 第1回 授業の目的の説明、古代中国語研究のための基本書の紹介 第2回 現代中国語における複文の類型(1) 第3回 現代中国語における複文の類型(2) 第4回 梅広2015「1.条件的非実然与実然」 第5回 梅広2015「2.仮設複句」(1) 第6回 梅広2015「2.仮設複句」(2) 第7回 梅広2015「2.仮設複句」(3) 第8回 梅広2015「2.仮設複句」(4) 第9回 梅広2015「3.譲歩複句」(1) 第10回 梅広2015「3.譲歩複句」(2) 第11回 梅広2015「3.譲歩複句」(3) 第12回 中古以降の複文の類型(1) 第13回 中古以降の複文の類型(2) 第14回 まとめ 第15回 フィードバック |
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Evaluation Methods and Policy | 平常点50点とレポート50点により評価する。ただし、レポートの提出については、授業において中国語論文の日本語訳(訳と注釈を含む)を発表することにより代替することが可能とする。 | |||
Course Requirements |
中国語学習の経験者であること。 中国古典についての基礎的な知識を備えていること。 |
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Study outside of Class (preparation and review) | 中国語論文の日本語訳を担当する履修者は、必ず事前に日本語訳を作成しておくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | ハンドアウトを配布する |