東アジア文献論B
Numbering Code | G-HUM35 5J041 LJ38 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Mon.2 | |
Instructor name | MIYAKE KIYOSHI (Institute for Research in Humanities Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 近年公表されている秦代の出土文字史料(岳麓書院所蔵簡・里耶秦簡など)を活用しつつ、始皇帝の時代について講義する。始皇帝個人の一生を紹介したうえで、中国全土を支配することになった秦王朝が如何なる問題に直面し、そのためにどのような制度が整えられていたのかを分析する。特に秦による征服と統治の展開を、制度面から跡づけていく。こうした考察を通じて、中国古代の専制国家の姿について、理解を深めることを目指す。 | |||
Course Goals | 中国古代史の諸制度について、基本的な知識を身につけたうえで、そこからうかがえる古代社会の有様について理解を深め、古代史研究の基礎を確立する。 | |||
Schedule and Contents |
1.ガイダンス 2.始皇帝の人生 3.統一戦争の諸相 4.多元世界の統一 5.占領統治の実態 初回のガイダンスの後、各単元を3~4回に分けて講義する。 |
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Evaluation Methods and Policy | 期末レポート(50点)に平常点(授業内での質問・発言、小テスト 50点)を加味して評価する。レポート採点に当たっては、授業テーマに関連する先行研究を十分に読み込んで書かれたもの、さらにはそこに中国古代社会に関する独自の見解が織り込まれたものを高く評価する。 | |||
Course Requirements | 中国古代史について、基本的な知識を身につけていることが望ましい。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 予習は特に必要としない。授業内容の復習とともに、関連する図書・論文を読むことが勧められる。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | プリントを配布する。 |