東アジア人文情報学2A
Numbering Code | G-HUM35 5J036 LJ38 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.3 | |
Instructor name | Wittern,Christian (Institute for Research in Humanities Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 今の学術環境においては、自然科学、社会科学のみならず、人文科学の諸分野においても、その学術研究と勉学を支援する道具としてのコンピュータの使用は不可欠である。本科目では、特に東アジア諸国の文献や漢籍を対象に、その文献にふさわしいモデルを考察した上で、編集文献学的な観点から、それに必要な記述方法(XML等)を学ぶ。 | |||
Course Goals | デジタル・テキスト編集の課題、問題、方法等を理解して、自主的にそれを適応出来る能力を身につける。前期の授業では基本的な方法であるXMLのデータ記述言語を中心に学ぶのでマークアップ付きテキストの作成ができるようになる。 | |||
Schedule and Contents |
前置き ・ 人文情報学のテーマ ・ 人文情報学におけるモデリングの役割と方法 電子テキスト論 ・ ティストとは何か? ・ 文献学におけるテキスト概念 ・ デジタルテキストの特徴 電子テキストに必要な技術 ・ マークアップ (Markup) ・ HTML、XMLの仕組み ・ スキーマの作り方 テキスト・エンコーディング・イニシアチブ(TEI) ・ 沿革と目的 ・ 基本的な仕組み ・ プロジェクトへの応用 |
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Evaluation Methods and Policy | 期末レポートと練習課題及び出席状況により評価するが、授業の積極的な参加姿勢も考慮に入れる。 | |||
Course Requirements | 基本的なコンピューター-リテラシー、英語でのアカデミック・リーディング。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 毎回リーディングと課題があります、それは授業進行の前提となりますので、評価には大きな部分を示しています。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 適宜、資料を配付、授業HPに掲載する。 | ||
References, etc. |
Willard McCarty: Humanities Computing, Houndmills, Hampshire and New York, 2005 (Palgrave MacMillan) Julia Flanders, Fotis Jannidis (ed.): The Shape of Data in Digital Humanities Modeling Texts and Text-based Resources, 1st Edition, New York 2019 (Routledge) Susan Schreibman, Ray Siemens and John Unsworth (ed.):A New Companion to Digital Humanities, 2nd Edition, Malden MA, Oxford and Victoria, 2015 (Blackwell Publishing) Erik T. Ray: 入門 XML(第2版), Sebastopol et.al, 2004 (O'Reilly) TEI Consortium (ed.): Guidelines for Electronic Text Encoding and Interchange ==> http://www.tei-c.org/release/doc/tei-p5-doc/en/html/index.html |