人文情報学1B

Numbering Code G-HUM35 5J035 LJ38 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Master's students Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.4
Instructor name YASUOKA KOUICHI (Institute for Research in Humanities Professor)
Outline and Purpose of the Course この授業では、世界の文字コードについて講義をおこなう。日本の文字コードのみならず、欧米やアジアの文字コードに関して、それらがどのような技術的・社会的条件のもとに成立したかについて、演習形式で講義を進める。
Course Goals 現代の文字コードを通し、国際的な「決めごと」というものが、どのような形で成立し、あるいは成立しなかったかについて理解する。
Schedule and Contents 以下のような課題について、1課題あたり1~3週の授業をする予定である。

  1. 当用漢字表・当用漢字字体表・人名用漢字・常用漢字表・表外漢字字体表とJIS漢字コード
  2. 現代漢語常用字表・現代漢語通用字表・通用規範漢字表・標準電碼本とGB漢字コード
  3. 常用國字標準字體表・次常用國字標準字體表とCCCII・BIG5・CNS 11643
  4. KS C 5601→KS X 1001の変遷
  5. QWERTY配列とASCII・ISO/IEC 646
  6. クメールの文字コード
  7. Microsoft Windowsにおける文字コードの実装
  8. ケータイ絵文字の国際化

授業回数はフィードバックを含め全15回とする。
Evaluation Methods and Policy 授業参加[議論]内容(50%)とレポート(50%)
Course Requirements 特別な予備知識は必要としないが、インターネットへのアクセスや電子メールの使用経験があることが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) Unicodeを中心とする文字コードが、日頃の生活にどのように使われているかを、多少なりとも考えておくこと。
Textbooks Textbooks/References 適宜、資料を配布する。
References, etc. 随時紹介する。
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