文化人類学演習3B
Numbering Code | G-HUM35 5I040 SJ40 | Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar |
Target Year | Master's students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | |
Instructor name | De Antoni, Andrea (Graduate School of Human and Environmental Studies Program-Specific Associate Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | この科目では民族誌や最新の理論にかかわる文献(英語を含む)の読解を通じて、現代の人類学的思考に関わる能力や人類学的なテキストの読解能力を身に付けると共に、その内容についてのディスカッションを通して、積極的に発言するスタンスや議論の技術を習得することを目的とする。また、受講生各自が自分の研究テーマについて、社会・文化人類学的理論とフィールドワークに基づいた発表を行うことで、事例を分析・考察・記述する方法を学習することを目指す。さらに各受講者が研究発表を行うことにより、論文執筆能力や研究内容を高度化する能力を培うことを目的とする。 | ||
Course Goals | この科目を通じて、英語論文の読解力を身につけられるだけではなく、最新の論文に触れることにより、現代の人類学の中心となっているトピックスについて理解できるようになる。また、発表や議論を通じて、受講生各自の研究関心に合うテーマや方向、研究の位置づけを主体的に探究できる。さらに研究課題に積極的に取り組むことで、論文の構成や方向性が検討できるようになると同時に、民族誌的データを分析することを通して、自分の日常を相対化する視点と様々な社会を理論的に考察する能力を身に付ける。 | ||
Schedule and Contents |
第1回 イントロダクション 第2~6回 テキストの読解、受講者による発表、全員による議論、講師による解説 第7~13回 受講者による調査、または文献研究に基づく研究発表 第14回 民族誌、論文等の執筆と検討 第15回 授業のまとめ |
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Evaluation Methods and Policy | 到達目標の達成度によって、発表内容の質(50%)と議論への積極的参加(50%)を総合的に評価する。 | ||
Course Requirements | 受講者は少なくとも1回発表すること。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 担当に関係なく論文の批判的読解、予習が求められる。当日は全員が質疑応答をする。発表にあたっては、事前に資料の整理、発表の準備・練習などが必要である。 |