文化人類学演習2B
Numbering Code | G-HUM35 5I038 SJ40 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Fri.5 | |
Instructor name | KAZAMA KAZUHIRO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
文化人類学は、実地調査に基づいた民族誌資料の分析結果から、人類学や隣接諸分野における先行研究の理論を修正して援用し、考察していく学的営為である。 本演習では、文化人類学の学位論文を書くために、学生の個別研究課題に対応した文化人類学、隣接領域の社会科学ならびに人文学の諸議論を加味して読解を進め、論文内容の理論的検討方法を習得する。 |
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Course Goals | 文化人類学の論文を書くに当たり、民族誌資料の分析は当然ながら、理論的考察が必須である。理論に関わる知識を習得すると同時に、理論を個別研究に如何に援用していくかを学び、理論的思考を養うことを目標とする。 | |||
Schedule and Contents |
学生の個別テーマに沿った研究発表、重要文献の紹介に基づき、議論を行う。主な参加者は、文化人類学を専攻する大学院生である。受講者は、自らの研究内容を発表することを義務とする。 発表内容については、受講学生の研究テーマによるため、授業開始後に決定することになる。 第1回 イントロダクション 第2~3回 研究課題の決定 第4~7回 先行研究の読解 第8~12回 先行研究の批判的検討と理論の吟味 第13~15回 レビュー論文の執筆と検討 |
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Evaluation Methods and Policy |
議論への参加(50%)、発表・執筆内容の質(50%)を総合的にみる。 到達目標について、人間・環境学研究科の評価基準に従って評価する。 |
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Course Requirements | 最低1回の発表を義務付ける。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 事前に、個別研究に関わる重要文献を読解しておく。発表後には、理論的な検討の不足点を補ったうえで、修正する必要がある。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | なし | ||
References, etc. | 授業中、適宜指示する。 |