国際社会論演習5

Numbering Code G-HUM35 5G035 SJ31 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year Master's students Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.5
Instructor name MORIGUCHI YUKA (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 前学期に引き続き、①冷戦期のアメリカ外交に関する公文書を読む練習を毎週積み重ねることを中心的テーマとしつつ、②受講者の希望に応じて各自の研究の途中経過報告と相互批評を行う。また、数回に分けて③冷戦期のアメリカとアジアの関係に関する英語の学術書を読む。
Course Goals ・英語の一次史料(公文書)を正確に読みこなすスキルを修得する。

・英語の学術書をある程度の速度で正確に読みこなす能力を養う。

・自身の研究テーマについて分かり易く発表するとともに、他人の研究発表に対して建設的なコメントを行うスキルを修得する。

・冷戦期のアメリカ外交について理解を深める。
Schedule and Contents 以下の各項目について講述および討論を行う。各項目には、受講者の理解の程度を確認しながら、【 】で指示した週数を充てる。各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく、担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて、講義担当者が適切に決める。講義の進め方については適宜、指示をして、受講者が予習をできるように十分に配慮する。

(1)Presidential Library所蔵の公文書等の中から、冷戦期のアメリカ外交に関する一次史料を読む。担当者は内容や背景についてレジュメを作成して報告する。【9~10週】

(2)自身の研究について発表するとともに、他人の研究発表に対して建設的なコメントを行う。【2~3週】

(3)冷戦期のアメリカとアジアに関する英語文献を読む。【2~3週】

フィードバックについては授業中に指示する。
Evaluation Methods and Policy レジュメ作成と報告(50点)、討論への積極的参加(50点)により評価する。

・自分の担当回に欠席した場合には大幅な減点となる。
・担当の日は、ファシリテーターとしての自覚を持って討論をリードすること。
・レジュメや報告に独自の工夫が見られるものについては、高い点を与える。
・担当者でない者も読書課題をしっかり読んでから授業に臨み、必ず討論に参加すること。
Course Requirements ・英語の一次史料をほぼ毎週読むので、ある程度の英語力と外交文書への関心を有していることが望まれる。
Study outside of Class (preparation and review) 授業前に、すべての学生が文献を読み、予習していることが重要である。また、担当の学生は、レジュメを用意し、課題文の要約、分析などを行い、その日のディスカッションの主導的役割を果たすことできるように準備すること。
References, etc. 授業中に紹介し、研究室または図書館に所蔵されている本・論文を使用する。
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