国際社会論演習4

Numbering Code G-HUM35 5G034 SJ41 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year Master's students Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.4
Instructor name MIHIRA TSUKASA (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course  現代国際社会を理解する上では、その主要なアクターである諸国家の相互関係を理解するとともに、各国家の内部秩序についても理解することが不可欠である。そこで、本演習では、国家の基本的な在り方を規律する憲法を中心に日米両国を比較し、現代の憲法や司法をめぐる諸問題について検討を加える。

 そのために、授業では主として、アメリカの憲法や司法政治に関する主要な文献を講読する。それらを通して、受講生は、アメリカの憲法秩序や司法秩序の動態および歴史的発展について理解を深めるとともに、日米両国が直面する憲法や司法をめぐる現代的諸問題について、法的・政策的・社会学的観点から分析するために必要な知識と視点を修得することができるであろう。
Course Goals 現代の憲法や司法をめぐる諸問題について、日米両国の比較を通して、多角的に深く分析できる能力を修得することを目標とする。
Schedule and Contents 【第1回】
オリエンテーションの回として、授業の進め方や、授業の準備・報告の方法、成績評価について説明する。

【第2回-第14回】
上記テーマに関連する、日米両国の文献・判例を講読する。各回とも、事前に指名された担当者による文献・判例に関する報告後、全員が参加して議論を行う。なお、扱う文献・判例については、受講者の背景知識や人数、時事的な問題状況などを踏まえて決定する。

【第15回】
まとめの回として、これまでの議論を評価・総括する。
Evaluation Methods and Policy 授業への出席、議論への貢献、報告などに基づく平常点(50%)と、学期末のレポート(50%)による。なお、4回以上授業を欠席した場合には、単位を認めないので注意すること。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 各回とも、指定された文献を読んだ上で、授業に臨んで下さい。また、日頃から新聞やニュース番組等を通して、法・政治・社会に関する幅広い問題について知見を拡げるように努めて下さい。
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