文明相関論1
Numbering Code | G-HUM35 5G004 LJ34 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.5 | |
Instructor name | HOSOMI KAZUYUKI (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | この講義では、ベンヤミンの博士論文『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』の第二部「芸術批評」の前半を新しいドイツ語版の全集で精読することで、ベンヤミンの初期思想を深く理解することを目的とする。また、ドイツ語の原文を精読することで、受講者が高度なドイツ語の読解能力を身に付けることも目指す。 | |||
Course Goals | 受講生は、この講義をつうじて、ベンヤミンの初期思想の大枠について学ぶとともに、広く20世紀という時代のなかで思想家がどのように生きてきたかについて、ゆたかな知識を得ることができる。また、高度なドイツ語の読解能力を身に付けることができる。 | |||
Schedule and Contents |
第1回 イントロダクション ベンヤミンの思想の大枠と、そのなかでの『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』の位置、またその内容について、概略を説明する。 第2回から第14回 ドイツ語原文の精読 『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』の第二部「芸術批評」の前半をドイツ語版の原文で冒頭から精読する。 第15回 まとめ ベンヤミンの初期思想をめぐって受講者が討論することを主たる内容とする。 |
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Evaluation Methods and Policy | 平常点により判定する。評価基準は、到達目標について、人間・環境学研究科の評価基準に従って評価する。 | |||
Course Requirements | 最低限のドイツ語の読解能力を有すること。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | ドイツ語テキストの精読が基本になりますので、必ず予習をして臨んでください。背景的な知識がかなり必要になりますが、授業中に指示する参考文献も併読して、ベンヤミンの思想を軸に、ホロコーストをあいだに挟んだ20世紀の思想の展開に対して強い関心をもっていただきたいと思います。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | プリントを配付する。 |