文明動態論1
Numbering Code | G-HUM35 5G002 LJ38 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.3 | |
Instructor name | Shiro Onodera (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 清末から中華人民共和国に至る時期の中国知識人における軍事と平和をめぐる議論の展開を概観する。中国近現代史に対する理解を深めるとともに、近現代中国の軍事と平和に対する見方がどのような特徴をもつのか、それらの特徴はどのような原因によって生じたのか、それらの特徴は中国に特有のものかそれともより普遍的なものか、といった諸問題について考察することを通じて、現在の中国を歴史的に捉える視点を身につける。 | |||
Course Goals | 東アジア、とくに中国の歴史と現状について、資料と先行研究にもとづいて考察する視座と方法を獲得し、批判的に理解する。 | |||
Schedule and Contents |
第1回 ガイダンス 第2回 近代以前の中国の軍事制度の概観 第3回 19世紀末の諸反乱と「督撫重権」 第4回 日清戦争と日本モデル 第5回 「軍国民主義」と軍事観の変容 第6回 辛亥革命と民国初期の徴兵制論 第7回 第一次世界大戦と東西文明の評価 第8回 1920年代のミリタリズム 第9回 国民革命と社会への影響 第10回 南京国民政府期の軍事と社会 第11回 日中戦争下の徴兵をめぐる問題 第12回 日中戦争から国共内戦へ 第13回 中華人民共和国の軍制と社会 第14回 講義のまとめ |
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Evaluation Methods and Policy | 平常点とレポートによる。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | あらかじ資料を配付する場合はこれを読んだ上で出席すること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | プリントを配布する。 |