言語機能論1
Numbering Code | G-HUM34 5E004 LJ37 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Mon.5 | |
Instructor name | MORITA TAKAHIRO (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 本講義のテーマは類型論と認知言語学の接点である.認知言語学は主観的な意味論を打ち出しているが,類型論は普遍的な意味を想定することで成立する側面がある.近年では「認知的類型論」ということばが使われるようになってきているが,これらの矛盾する背景をいかに克服しているのか,それとも克服できていないのかという問題を考える. | |||
Course Goals |
・言語を比較する方法論が身につく. ・理論間の接点を考察する視点が身につく. |
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Schedule and Contents |
講義に加え,随時,学生による論文内容の報告で構成する. 第1回:意味論概観 第2回:客観的意味論1 (論理的意味) 第3回:客観的意味論2 (論理的意味の拡張) 第4回:主観的意味論 第5回:言語を対照させるとは何をすることなのか 第6回:形態論 (論文1前半) 第7回:形態論 (論文1後半) 第8回:統語論 (論文2前半) 第9回:統語論 (論文2後半) 第10回:意味 (論文3前半) 第11回:意味 (論文3後半) 第12回:意味 (論文4前半) 第13回:意味 (論文4後半) 第14回:全体の総活とディスカッション 第15回:フィードバック |
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Evaluation Methods and Policy | 期末レポートによって評価する.講義内容の理解度,先行研究の批判的検討の妥当性,テーマを受講者自らがいかに主体的に発展させているかという3つの観点から評価する. | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業中に紹介する参考文献またはReading assignmentとして提示される文献は必ず読み,講義中に意見や疑問を提示できるように準備すること. | |||
Textbooks | Textbooks/References | 資料が必要な場合は適宜プリントを配布する. |