生理心理学
Numbering Code | G-HUM34 5C008 LJ63 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Intensive | |
Instructor name | MIYAUCHI SATORU (Part-time Lecturer) | |||
Outline and Purpose of the Course | 脳神経科学に関連する分野を専攻する大学院生が、生理心理学、神経生理学、知覚心理学、非侵襲脳機能計測等の研究領域の論文を一人で読み進め、実験を計画・遂行するための基礎的知識を身につける。 | |||
Course Goals |
・fMRI,脳波,脳磁波,近赤外光脳内血流計測,磁気刺激など,さまざまな非侵襲脳機能計測法の特徴と,それぞれの計測法で計測できることとできないことを理解する。 ・脳神経科学における研究の進め方を,実例を通して理解する。 ・脳神経科学における基礎研究と応用研究の違いについて理解する。 |
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Schedule and Contents |
内容:以下の項目に関して、可能な限り実際の画像・計測例を用い、さらに最近の非侵襲脳機能計測及び脳神経科学の論文を紹介しながら、基本的な解説を行なう。 (1)基礎研究と応用研究について。 (2)ヒトの脳の構造。 (3)神経生理学、生理心理学、知覚心理学、非侵襲脳機能計測における基本的な概念と学術用語の解説。 (4)非侵襲脳機能計測法(fMRI,MEG,EEG,近赤外光脳内血流計測、磁気刺激)の原理と特徴。 (5)ヒトの睡眠、特に睡眠中の眼球運動と夢に関する研究の紹介。 |
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Evaluation Methods and Policy | 授業中の積極的な質問,議論への参加及びレポートにより評価します。 | |||
Course Requirements |
四日間の講義のうち一日は,各自のノートパソコン(Windows)に,ヒトの脳のMRI画像を見るためのviewerをインストールして,脳の構造画像を見ながら講義を行うので、ノートパソコンを持参できることが望ましい(必須ではありません)。 参考書として挙げた「脳を測る ―改訂 ヒトの脳機能の非侵襲的測定―」は,J-STAGEの以下のURLからダウンロードできます。事前に目を通しておくことを勧めます。https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/56/3/56_414/_article/-char/ja |
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Study outside of Class (preparation and review) |
参考書として挙げた「脳を測る ―改訂 ヒトの脳機能の非侵襲的測定―」は,J-STAGEの以下のURLからダウンロードできます。事前に目を通しておくことを勧めます。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/56/3/56_414/_article/-char/ja |
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Textbooks | Textbooks/References |
用意した資料のPDFを事前,もしくは講義の最初に配布します。 |
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References, etc. |
脳を測る ―改訂 ヒトの脳機能の非侵襲的測定―, 宮内哲, (2013), 心理学評論 56(3) 414-454, 2013 脳のイメージング, 宮内哲,星詳子,菅野巌,栗城眞也, (共立出版, 2016), ISBN:978-4-320-05793-7 授業中にも,随時,参考書・文献を紹介します。 |
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Related URL | https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/56/3/56_414/_article/-char/ja |