視覚認識論
Numbering Code | G-HUM34 5C002 LJ46 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
---|---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.4 | |
Instructor name | SAIKI JYUN (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 視覚による外界の認識の過程、特に視覚認識における注意や短期記憶の機能に焦点を当て、その研究方法論と最新の知見を解説する。行動実験を用いた研究、脳波測定研究などを取り上げる。心的現象を科学的に探求するための方法論を学ぶことにより視覚的注意に関する研究のみならず、広く視覚科学、認知科学的研究に応用できる知識を身につけることを目指す。 | |||
Course Goals | 行動実験を行ううえで基礎となる正答率、反応時間データの分析手法とその手法の背後にある理論を学ぶことにより、データによって行動を記述するのではなく、行動を説明できるようになることを目指す。 | |||
Schedule and Contents |
以下の予定で講義を行う。各テーマ2週程度の授業を行う。講義の進捗により若干の内容の変更がありうる。講義は、Zoomを用いて行う可能性がある。 1-2回.心理物理学的測定法 3-4回.信号検出理論の基礎 5-6回.信号検出理論の発展:強制選択と視覚探索 7-8回.信号検出理論の発展:有限状態モデルと視覚記憶 9-10回。信号検出理論の発展:弁別・同定課題と物体認識 11-12回.反応時間解析 13回.脳波測定とその解析 14回 問題演習 15回.フィードバック |
|||
Evaluation Methods and Policy | 出席状況を50%、授業で行う問題演習の成績を50%として評価する。出席は、PandAを用いてカウントする。 | |||
Course Requirements | 心理学、認知科学の基礎的な知識があるとよいが必須ではない。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業に出席し、その内容を理解すること。理解できなければ自身で復習すること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 教科書は用いない。 | ||
References, etc. | 特になし。 |