人間実践論演習1
Numbering Code | G-HUM34 5B046 SJ34 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.4 | |
Instructor name | SATOU YOSHIYUKI (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
フランスの現象学者メルロ=ポンティは、もっぱら知覚論や身体論において、主体の事実的なあり方、主体によって生きられた世界の姿について、斬新な見解を示した。 前期授業ではメルロ=ポンティの『意味と無意味』収録の「映画と新しい心理学」という論文から知覚論に関連する箇所を抜粋して仏語原語で読むことにする。 |
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Course Goals | メルロ=ポンティの著作を精読することで、彼の思想を理解するとともに、今までの知覚観を覆す彼の知覚論を通じて、知覚と世界、私のあり方についての考えを深める。 | |||
Schedule and Contents |
授業はメルロ=ポンティの「映画と新しい心理学」(『意味と無意味』収録)の中から知覚論に関連する箇所を抜粋、熟読することで、彼の魅力的な思想の大枠の理解を試みたい。 第1回:ガイダンス 第2回~第14回:上記著作の該当箇所の精読 第15回:フィードバック(※フィードバックの詳細は別途連絡する。) |
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Evaluation Methods and Policy | 平常点 | |||
Course Requirements | 仏語原典で読むので、フランス語の最低限の読解力は不可欠である。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 当日授業で扱う箇所の予習は不可欠である。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
Sens et non-sens, M. Merleau-Ponty, (Nagel)
テキストは上記著作の講読箇所をプリントにして配付する。 |